当事務所では、新型コロナウィルス感染症が国内で発生する前から、企業活動を維持しながらの在宅勤務の推奨、国内外への移動自粛を推奨して参りました。3月後半からの感染者数の増加を受け、先週・今週と、医療機関の逼迫した状態を契約企業様にお伝えし、通勤自粛、在宅勤務、オンライン対応への移行を強くお願いいたしました。
 我々の注意喚起の効果は部分的かもしれませんが、緊急事態宣言の見込みをうけ、3月下旬までは契約企業の3割にとどまっておりましたリモートワークへの移行が、4月6日昼までに6割、本日4月7日の昼までに9割以上の企業様が、原則リモートワークへ移行し、対面会議・打合せの中止、産業医訪問や面談もオンライン対応へ切り替えるご判断をされました。

各企業様において、経済活動と自粛のはざまで、苦渋の決断であったことと思いますが、感染拡大防止にご理解とご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
緊急事態宣言が発令されることを受けまして、フェミナス産業医事務所では、一部やむを得ない事情から訪問を希望される企業様を除き、全面的にリアル訪問や対面面談を控え、原則オンライン対応へ移行します。
長期戦を見据え、感染の爆発と医療崩壊を防ぎながら、そして労働者の心身の健康と安全を守りながら、各企業様が経済活動を回していくサポートを総力をあげて続けて参ります。そのための努力を惜しみません。

一人ひとりの行動がこのウィルスとの戦いの未来を左右します。
私たち一人ひとりが行動変容を起こすべき時です。
人と人との接触を控え、新たな感染者の発生を防ぎましょう。
今この瞬間も、現場で懸命に治療に向かっている医療従事者を、物資、病床、人材あらゆる医療資源が逼迫している医療機関のことを想い、医療崩壊をくい止めましょう。